スウェーデン人の英語力
こんにちは!
いろいろ書きたいこととか書いている途中のブログがたまったりしていますが、それは置いといて最近思っていることをパッと書きたいと思います。
それはスウェーデン人の英語力についてです。
スウェーデン人は英語力が高いことで知られています。
実際に私がここに来た時は、公共施設でスウェーデン語ばっかり書かれているくせに、話しかけると誰でも英語が話せることにとても驚きました。
しかし留学生として長くの時間を過ごし、たくさんではないけれども何人かのスウェーデン人と会う機会があって気づいたのは全員英語が得意というわけではないということでした。
特に最近は本当にこれについて考えさせられます。
私はスウェーデン語がわからないから英語で開講されている授業を受けていますが、
先生はスウェーデン人です。
きっぱり言うと今とってる授業の先生は英語がうまくないです。
まるでスウェーデン人は誰でも話せるしあなたも英語で授業をしてね
と事務の人から押し付けられているような感じです。
先生は頑張って英語を話しますが、
たまに単語がわからなくてスウェーデン人の生徒になんだっけって聞いたり、
ネイティブの生徒の言っていることがわからないと言って顔を赤めたりしてました笑
なので私も発言をしやすい状況であるのは確かで、
先生が英語のことは全然気にしなくていいからね、と毎回のように言ってくれ、
とても話しやすい環境です。穏やか☺️
留学で初めて取った授業は、みんな(留学生)すごいペラペラで、
それぞれが意見もあって、全然追いつけませんでした。
言おうと思って前から用意していたことも、話が変わって言えずに、、、
ということもしばしば。
でも今は、英語を理由にして黙っちゃうとか本当にダメだな、もったいないなと思っています。
誰も完璧を求めていないし、誤解さえ生まれなければ、伝わればオッケーです。笑
また、友達はもともと英語で開講の授業を取っていましたが、直前にスウェーデン語の授業と合同になりました。おそらく人数とか先生の都合だと思います。
もちろん英語で授業は行われますが、スウェーデン人にしたら「英語話せるし英語で授業してもいいよね?」と無理やり押し付けている感じです。
しかし英語話すの苦手なのか授業ではしょっちゅうスウェーデン語が出てくるみたいです。
この前は英語で授業することをすっかり忘れてパワーポイントのスライドが全部スウェーデン語だったとか笑
いきなり英語で授業をすると言っても受け入れる割に英語を話すことにとても弊害を感じている、なんか矛盾を感じました。
私が先月とっていた授業には英語が苦手だから英語の授業を取るためにこの授業を受けることにしたっていうスウェーデン人に会いました。
結局個人差なんですよね🤔
私の大学はとても小さいです。スウェーデン人に学校の名前言って、知っているって言われたのは一人だけです。
ということはおそらく賢くないんです、笑
でもだからこそスウェーデン人の本質が見れた気がします。
日本だって、東大にいる人が全てじゃないし、でも東大に留学したら賢い日本人に囲まれて「日本人」がわからなくなる気がします。彼らが賢いってことは事前知識として知っていても、どれぐらい他の人と違うのとかはわからないと思います。
もちろんすごくペラペラのスウェーデン人も多くいます。それは年齢関係なくです。話せない若者もいるし話せるお年寄りもいます。
そこは日本と違うかもだけど、日本人は話せないって言うことによって殻を作っているような気がします。
もっと自信を持てばいいんだと思います。
私は最近 I can speak English. っていうようになりました笑
そういうことによってちゃんと話さなきゃとなりますし笑
実際に私が会ったスウェーデン人は英語できないって言っている人でも一生懸命私たちに伝えようとします。
結局何が言いたいのかというと、スウェーデン人=英語力が高いっていうのは事実だけど、あくまで平均であって、できない人もいるということと、
でも日本人と違って、英語が原因で何かを諦めている人には会ったことはないということです。
授業だって頑張ってやっているし、勉強している人もたくさんいます。
今の授業でも「英語でなんて言えばいいんだろう、、」って悩みながらたくさん発言してくれているスウェーデン人がいます。
前はスウェーデン人の英語力すごいのは言語が似ているとか、小さい時から英語に親しみがあるとかだと思っていました。
もちろんそれは一因ではあります。でもやっぱりきちんと勉強をしているのも確かです。
英語話せないのを言い訳するんじゃなくて勉強しよ
そう思いました。
言語っていろいろ考えさせられます。
ではまた👋