Netflix 「クイックサンド: 罪の感触」を見て改めて気づいたスウェーデンのこと
こんにちは😃
みなさんはNetflixを見ていますか?
私はスウェーデンに留学してから入会(?)してみるようになりました
留学している間ってテレビないしバイトもしないから慣れてしまうと暇な時間が増えるんですよね
それにNetflixは一応語学の勉強にもなるし笑
色んな言語で見ています、日本語対応のもあんまりないのでちょうどいいです
ストックホルムの公共機関のポスターはほとんどNetflixで占めています
毎回それが変わるたびに新しいの出てるってなってチェックしてしまいます、流されやすい🤦🏻♀️
最近ほぼ全てのポスターで占めているのがスウェーデンのドラマ「クイックサンド:罪の感触」です
なんとも珍しくスウェーデンで作られたものです!🇸🇪
スウェーデンってあんまりテレビ、映画産業が活発でないみたいです
私はそこが英語が伸びる理由とも関連していると思っていますが、退屈ではあります。
Netflixも入っている人多いのかなって思っています。テレビより楽しいのかな、、、全然知らないからあんまり言えないけど😇
実はクイックサンドはつい最近配信されたっていうわけではないけれども、私自身旅行しててNetflix最近見てなかったので、最新作がスウェーデンの作品だと知った時は嬉しかったです😆
早速見てみて、相変わらず暗い感じでしたが笑
いくつかスウェーデンだな〜って思ったことがあったんでここにまとめたいと思います😊
ドラマのネタバレは特に含んでいないので見てない方も大丈夫です
呼び名
主人公は殺人の罪で留置所に入れられているんですが、そこでは下の名前で、しかもニックネームで呼ばれます。
日本だったら絶対にありえませんね笑
全体的にスウェーデンでは下の名前で呼ばれることが多いんだと思います。
それでも留置所でニックネームはすごい
わざわざ仲良くする必要もないのにニックネームで呼ぶから、それが普通なんでしょうね
検察官との話し合いでの自己紹介のシーンでも、検察官がニックネームは〜だよって言ってました。
あとは主人公をリラックスさせたかったのかなって思います。
平等
主人公は高校生で、学校のシーンで先生のことを下の名前で呼ぶんですよね。
新学期始まった時はやあ、みたいな感じで手振ってました👋
彼氏は初対面で先生と握手をしていました。
すごく教師と生徒の距離が近いんです。
スウェーデンって聞いて、女性進出がすごい所かって思う人が多いと思うんですけど、そうじゃないんですよね
男女平等っていう言葉、その時点で男女しか選択肢がないから好きではないんですけど、Gender equality を推進しています。
つまり女性が進出しているんじゃなくてみんな平等なんです。女性だからああだこうだって言われないってことです。
それは育休が男女合わせて一定期間もらう制度だったり、トイレが男女で別れていなかったり、身近なところでも実感できます。
友達が、女性で専業主婦になりたい人がいてもできなくなってしまっている、って言っててそれはそれで授業で討論になりました。
女性は無理に働いているのではなくて働く権利を得ているだけだっていう側と、働かなくては周りから変な見られる、金銭的に生活できない状況になっているっていう側でです。
元々は働きたい女性が働けるような環境にするための男女平等だったのに、、、
私は実際にベビーシッターをした時にお母さんが、自分が働いていないから周りからなんでかって聞かれるって嘆いていました。
その時授業では前者を支持する人(主に女性)が多かったですが、私は友達を支持しました。
私自身そこまでバリバリ働きたくないし、家庭を作りたいっていう気持ちがあります。
なんでか分からないけど、、、自分がそういう環境で育ったからですかね、、、母と接する時間が長くても、金銭面で家庭を支えていたのは父であるのは小さい頃から分かっていたし尊敬をしていますし、両親どちらも好きです。
日本では私はバリバリに働きたくないんだって言っても否定されないと思います。いっぱい働きたい女の人がいても私はそれに対して口出ししないし、向こうも私のことを気にしないと思います。
でも今のスウェーデンではそれができないんですよね。どっちもが働かなくてはいけないようになってしまったのは、自然な流れなんでしょうですけど、なんだか引っかかります🙁
この話題、苦手です笑
話がずれましたが、全てが平等になるべき、と考えている思考がこのドラマでいう先生に対する話し方とかに表れているのではないかと思っています。
いや、先生と生徒の関係とgender equality は違うでしょって思ったあなた!
友達に教えてもらったのですが、両角さんという方がこちらのサイトでおっしゃっています。
年齢も差別の一種になっているんです。
彼らからしたら敬語なんてありえないんでしょうね😇
とにかく平等の域が超えているんです。
現金
スウェーデンはキャッシュレスが進んでいる国としても知られています。
スーパーでは現金が使えますがカフェやレストランでは最近カードしか対応していないところが多いです。
おかげで私のカードのポイントもすごく溜まっています🙌
2016年でGDPに対する現金流通量は1.4%らしいです。正直もっと流通している感じがしますけどね
このドラマでは主人公の彼氏が麻薬を結構買っているんですけど、現金でやり取りをしています。現金のいいところ(?)って誰から誰に渡ったか分からないことだと思います。
なのでこれがカード払いになったりSwishっていう送金のような形になったら、一人捕まったら芋ずるで次々と分かります。
彼らは現金がなくなったらどうやって金銭のやり取りするのだろうという疑問です。
正解はわかりません笑
次のNetflixのドラマができたら新しいやり方に変わっているかもしれません笑
プリンセスケーキ
最後に明るい話題を!
主人公の妹の誕生日をお祝いするシーンがあるのですが、ケーキは緑色です🤭
プリンセスケーキと言われるものです。
(こんな写真しかなくてすみません笑)
最初見た時はなんだと思いましたが、マジパンを上に掛けています。
スウェーデンのカフェではよく見かけます。
見た目に反して美味しいです🥰
甘すぎるぐらいですが、きちんとしたケーキ屋さんだとベリーの酸味のおかげでいい感じです。
ちなみにもうすぐイースターです🥚
クリスマスが終わってからイースターの間にスウェーデン人がよく食べるのはセムラ(Semla)というシュークリームのようなお菓子です。
シュークリームよりは甘くなく、パイ生地ではなくパンの生地なので色々違いますが、クリーム好きにはたまりませんね!
ちなみにこれはイースターの時期に行われる断食の前に食べれるだけ食べるぞ!!っていう時に食べていたものが、断食の文化がなくなっても残っていて今に至るそうです。なのでカロリーは高いんでしょうね笑
いうたらポーランドの脂の木曜日にポンチキ食べるのと同じです。
私は昨日がセムラ食べれる最後の日だと思って食べましたが真相はいかに😋
1つドラマだけでもいろいろなことを考えてしまいます
文化って難しいし深いです🤔
ではまた👋