日本に帰国して見つけたスウェーデンとの違い
こんにちは!
今回はスウェーデンから日本に久しぶりに帰ってきて気になったことについて書きたいと思います。
キャッシュレス??
まず一番に気になったのは決済方法です。
空港について、バスで帰ろうと思ったら、機械が現金しか対応してなくてびっくりしました!
私が普段外国に行く時、現地の中心街まで移動してから現金に換えることが多いです。
そっちの方がレートがはるかにお得なんです。
でも日本だとまず入国して現金がいるんです。これは観光客に良くないなって思いました。
しかし○○ペイ系の種類がこの一年でとても増えててびっくりしました。私が行く前はラインペイぐらいしか知らなかったです、、、(知らなかっただけかも笑)
ただこれらのペイ系はそれぞれで使えるところが違ったりしてとてもややこしいです。私はまだ使ったことがありませんが、どこの会社のを使えばいいのかさっぱりです。
またセブンペイが不正にログインされてしまった件で怖さが増しています。
そもそもなんでこんなに種類があるかというと、競争しているからです。
沢山の業界の会社が我こそは!とペイ系を開発しています。
確かにそれでキャッシュレスソサエティーに一歩近づきます。でもなんか違和感があります。
キャッシュレスソサエティーって競争するような社会でしょうか。
確かにペイ系やクレジットカード会社は利用費をお店から取って利益を得ています。
しかし本来キャッシュレスソサエティーって社会から現金を無くそうとしている運動です。それによって現金を発行、保存する費用が浮くというメリットなどが起きます。盗難の率も下がります。
スウェーデンは複数の銀行会社が協力して送金にお金がかからないSwishという方法でキャッシュレスソサエティーを作っています。
中国ではほとんどがアリペイ一択です。
しかし日本ではどこまでも利益を求めてしまっている。そのような印象を受けてしまいました。
日本がキャッシュレスソサエティーになるためには、もともと一番使えるクレジットカードをもっと使いやすくする、信用度をあげる、などの方がはるかに早くキャッシュレスソサエティーになりそうです。
よくクレジットカードは使い過ぎてしまうっていう人がいます。
私からしたらもともと物欲そんなないし、買おうと思うものを買ってるだけですし、逆に現金の方がおろした分だけどんどん使ってしまう気がしてあんまり下ろさないようにしています。
もちろんこまめに履歴は見てどれぐらい使ったかを確認したりしています。
もう一つ怖いと言われるのがスキャミングですが、カード会社に連絡したら、カードを止めて負担してくれますし、なんなら彼らが不正利用を気づいて連絡してくれる時があります。
逆に現金は奪われたらなかなか帰ってきません。
日本では滅多にお金を盗まれることがないからなのも、クレジットカードが普及していない理由の一つだそうです。
SIM
観光でもう一つ大事な要素は携帯電話です。
電波があるのとないのでは大違いです。
でも日本は謎にSIMロックというのがされてて、自社の回線しか使えないようになっています。
ヨーロッパでは最近どこの国に行っても自動でその国の回線に繋がるんです。
それで月2000円ぐらいで、とてもお得です!
日本にいるときはこういう選択肢しかないと思ってたけれども、改めて考えるとすごいお金を取られていることに気づきました。
これは国でも話されていて改善されつつあります☺️
wifiが増えても接続が面倒くさかったり、場所が限られているのでSIMを買うと手っ取り早いです。
バス
先ほど公共機関の機械でカードでチケットが買えないと述べましたが、乗ってからも困難は続きます。
それはバスの広さです。
スウェーデンは大きいベビーカーが3台ほど入るスペースがあります。とても広くて便利です。
一方日本では通路に一人が立つだけで降りにくい状況で、スーツケースなどあり得ない!っていうぐらいの狭さです。
この前京都の市営バスに乗るとスーツケース置き場がありました。改善されていてよかったです。
でもベビーカーは折りたたむか、持っていかないかどちらかということになります。
考えてみると、日本で公共機関にベビーカーで乗るということが、邪魔者扱いではありませんが、居づらい雰囲気になってしまっていると思いました。
実際に街で歩いていてベビーカーを押している人はあまりいません。
スウェーデンは本当に多いです。
私はスウェーデンで赤ちゃんを産んだ方に会いましたが、産んでからしばらくは家から出ることができなくて精神的に辛いとおっしゃっていました。
今ではよくベビーカー押してお散歩に行ってリフレッシュしているそうです。
外に出るということは、赤ちゃんが自然と触れ合う機会だけではなく、親が気分転換できる時間でもあります。
会社の福利厚生や、保育園の問題がありますが、日本社会全体が、赤ちゃん、妊婦さんに優しい国になってほしいです。
服装
スウェーデン人は、冬の格好が黒一色です。
ある時は茶色でも目立ちそうな勢いでした。
服屋さんではカラフルな色の服が売っているのにも関わらずです。
またそもそもの前提としてスカートを履かない人たちなのでわたし的にはすごく楽でした笑
でも日本に帰るとちょっと出かけるだけでも軽くオシャレしなきゃいけないっていう雰囲気があります。大学は特にそれを感じます。ジーパンにTシャツっていう格好の女の子はあんまりいません。いてもどこかにアクセントがあるような、おしゃれな着こなしをしています。
大学に何しにきてるんって思っちゃいました😇
日本は住みやすいけど、外国人にとっては大変だったり、面白いことだらけなんだろうなって思いました、私が外国に対してそう思うように。
旅行の醍醐味である異文化体験のようなことを日本でも味わうことができて新鮮でした。面白かったです。
ではまた👋
スウェーデンでの交換留学を終えて
こんにちは!
お久しぶりの投稿です
既に知ってる人もいると思いますが、私は昨年の8月から今年の6月上旬までスウェーデンに交換留学していました🇸🇪
ここ最近投稿ができなかった理由は、帰ってから日本の生活に戻すのでドタバタしていたのと、6月は検定の月にしようと思っていてTOEICとスペイン語検定を受けていたのでなかなかブログをする時間がなくなっていたからです。
でもとりあえず留学が終わったばかりの状況で、スウェーデンに行く前からどう変化したのか振り返りたいと思って書いています。
英語力
まずは英語力についてです。
私は交換留学で何だかんだ英語力、特にスピーキング力を付けたかったです。
行く前は一緒に留学行く友達に不安と言われるほど英語が話すのが苦手でした。
英語力という面でもそうですが、私はなぜか人の前で、特に日本人の前で英語を話すのが苦手というか恥ずかしくてあまりできませんでした。
英語の授業でも日本語でできるだけ話したがっていました。
おそらく自分が話せないのを周りに見せたくなかったんだと思います。
でも留学に行くと話さないといけない状況になります。なので外国人と英語を話していると自然と慣れて、日本人の前でも話せるようになりました。
これは嬉しいというより、よかったって感じです。これが直らないと今後大変そうな気がしたので笑
スピーキング力は自分の力で伸びましたが、それに反していつの間にか伸びたと感じたのはリスニング力です。
当たり前ですけど自分が話している以上に周りが英語を話しているので😅
この前受けたTOEICではわからない問題はありませんでした、たぶん笑
私は行く前はIELTS6.0、TOEIC785でした。交換留学する人の平均がどれぐらいかわかりませんが、、、私のスコアは普通かそれ以下だと思います。
ちなみにTOEICは高校生の時の方が点数高かったです😂
帰ってきて二週間後ぐらいにTOEICがあったので受けましたが900点に上がっていました!
TOEICではスピーキング力求められないのでこれが全てとは言えませんが、就活する時にいると思っていたので良かったです。
リーディング、ライティングに関しては自分次第です。私はそんなに伸びたと思っていません笑
留学で得た力
ESっぽいけど、留学で得た力って何だろうかってあまり真剣に考える機会が今後ないと思うので、今のうちに考えておきます。
まずはこの、考える力でしょうか。
もっと言えばそこから実行することが増えました。
今までは周りにすぐ聞ける友達、家族がいましたが、留学するとなかなか聞けなくなりました。
また留学中は一人の時間がものすごく増えたので自然と考え事をしてしまいます。
だいたいネガティブなこと考えてしまいがちですが、どうしたらもっとうまく留学生活過ごせるんだろう〜と考えて、アルバイトしたいって思ったり、いっそのことスペイン語をどれぐらい勉強するか決めてしまいたいって思ったり
結果としてカフェでイベントをしたり、スペインに短期留学することに繋がりました。
あとは発言力でしょうか
留学先では悩んでいるのを見て大丈夫かと言ってくれる人はいません。
わかんなかったらわかんないって言う。自分で解決策を見つけるのが前提です。
人に聞くのをためらわらなくなりました。もちろん自分で考えるのも大事だと思いますしそれをスキップしているわけでは無いですが、それでもわからない時に、その問題を放棄するのではなく人に聞くなり調べるなりして解決しようとします。
この前友達に、わかんないことが出てきたらすぐ調べて解決しようとしてくれるのは良いところだって言われて気づきました。
細かいところがきになる性格なのも一因だと思いますが笑
でも逆に日本ではあんまり行動していなかったのでこれからはもうちょっといろんなコミュニティに足を踏み入りたいなと思っています。
帰国後の問題
帰国したての私が悩んでいるのは英語力をどう維持するかです。
とりあえずオンライン英会話を始めようと思っています。友達には今(就活中)はスピーキングは必要ない、って言われたけど、やっぱりこの自分の能力はお金をかけてでも維持しておきたいです。
DMM.comの英会話をしましたがコンテンツが沢山あって驚きました。有効活用していきたいです。
またスペイン語圏の人とも会話できるみたいなのでスペイン語の勉強にも使えます。
あともう1つ悩んでいるのは単位です。
今まで通りにうまく取れば卒業できるのですが就活と両立できるかがとても不安です。
取れるだけ全てとるということはできないと思っています。
こんなに3年生の夏から就活モードになっているとは思っていませんでした😂
とりあえずこの夏は楽しみつつインターンしつつって感じになりそうです。
一年間で何してたの?って言われたらまだよく分かんないしもっと整理するべきだとは思いますがとりあえずこの辺で一回きりをつけて日本での生活を楽しもうと思います笑
ではまた👋
英語で書道についてのイベント、プレゼン 【準備、当日編】
こんにちは😃
今回は前回の続きを話したいと思います。
私は留学中スウェーデンでカフェの一部をお借りして不定期で日本文化に関するイベントを行っていました。
これについてのブログを書こうと思った理由は、
書道に関するイベントを行う際にネットで同じようなことをしたというサイトがあまり見つからず苦戦したので、今後しようと思っている人がいたら役に立てたらいいなという想いと、
書道について自分自身も知ることができたので紹介したいと思ったからです。
でも自分がこんなことしたっていうのを忘れたくないっていうのが最終的な目的な気もします😅
前回はどうしてイベントをすることになったのか、過程をお話ししました。
過程編は、イベントの前段階
あくまでスタート地点に立てたという話です。
イベントの条件
私たちは2時間の時間が与えられていました。
人数は大体十人ぐらいの規模です。
一回目の折り紙のイベントの際は、「折り紙を一緒にする」というのが目的でした。
なので軽く10分ほど折り紙の歴史や千羽鶴のエピソードを話して、何個も折っていこう、という感じでしました。
正直私たちもきちんと折り方を覚えていなくて、グダグダでした😭
折り紙のイベントは折り紙があればできるので簡単そうですが、小さいので見にくいのと、英語で折ることに関することを細かく伝えることが難しいということなど色々問題点が発覚しました。
また、終わった後に参加者についてどうだったか聞いてみると、「千羽鶴の話が面白かった、もっと文化を知りたい」という私たちの思っていた彼らの需要とは逆のことを言われました
私たちはなんとなく「折り紙をすること」がテーマになっていたけれども、実際参加者は「折り紙について知りたい」と思って来ていたのです。
そこで書道についてイベントする時は「書道を体験する」のもだけど、「書道について知る」というにも重きを置いたテーマにしました。
プレゼンの時間も30分と大幅に伸ばしました
さらに書道の元となっている「日本語 (文字)」について話すことにもしました。
その後参加者に書道を体験してもらうことにしました。
プレゼン
ここからはプレゼンで話したことを紹介したいと思います。
まずは日本語について
日本語は三種類あることと、それぞれの特徴、歴史について話しました。
特に漢字はスウェーデン人にとって興味深いと思ったのと長い歴史があるので大目に話しました。
漢字は読めなくても意味が理解できたりなど特徴的なことが沢山あって面白いです。
あとよく言われる、中国語はできるのかの点についても説明しました笑
ひらがな、カタカナはそれぞれどのようにして生まれたのか、そして役割を比較して説明しました。
私自身ひらがなとカタカナの違いは何かと言われると使い方が違うとしか言えなかったんですが、調べてみると万葉仮名という同じ文字から2つとも生まれたけれども、全然違う用途で違う人から生まれたことにびっくりしました。
カタカナはお坊さんが中国語を読むために作られたのですが、そこは今の使い方と同じですね。
そのあとは書道についてお話ししました。
小学校から授業であることや、歴史について話しました。
最近書道パフォーマンスが高校などの部活動として人気で全国大会があるのでその動画を見せました。私は見るたびに鳥肌が立っていました。本当にすごいです。
筆の持ち方についてもレクチャーしました。カフェのオーナーさんは中国人なんですが、中国とは筆の持ち方が違うようです。
そのあと実際に体験してもらいました。
今回も折り紙のイベント同様で体験というより書けるようになってもらいたかったので、同じ文字を3回
1回目は私たちが事前に鉛筆で下に書いたのをなぞるように(書き順の数字付き)
2回目は下書きなしで横に見本を置いて
3回目は自分の記憶だけで(実際は難しいので見てもらいながら)
このように分けて書いてもらいました。
また小筆で名前を書いてもらうために、事前に名前を聞いてそれを漢字に変換するアプリを使って漢字を作成しました。
アプリだけではたまに意味的におかしな漢字を表示してくるのでそこは日本人の知恵で良いのに変えていきました。
書いてもらった日本語は、最初はひらがな、そしてカタカナ、漢字として
最後は「愛」という難しい漢字にチャレンジしてもらいました。
皆さん書道というものを体験するのが初めてなので、大人の方が特に真剣に書いてくれました。
今回は道具が100均で買ったものばかりなのでクオリティがなんとも言えないけれども、参加費を高くして参加しにくくなるより、一人でも多く知ってもらいたかったので妥協です。
参加してくれた人は皆さん日本に興味がある人や絵に関心がる方々だったのでとても楽しんでいただけました☺️
楽しんでもらえるのはわかっているのにいつも緊張してしまいます笑
私は交換留学生です。
交換留学は4年間海外に行って勉強する人よりもとても楽に行くことができます。
私の友達は一年以上海外の大学に行くための学校で勉強をして、やっと次の夏から通えるようになったそうです。
そういう人たちと比較されると正直終わりです笑負けてしまいます。
親がたまに目の前で子供は留学していたんです、って自慢げに他の人に言うけれども心の底から恥ずかしいです。一年間の留学なんて誰でも頑張ろうと思えばできます。そして一年で学べることなんてほんの少しです。私よりすごい人なんて星の数ほどいるのに、自慢なんてできません。
だから私はプラスαを求めていました。
ただ留学するんじゃなくて、違う場所にいるからこそできるものは無いのだろうか、交換留学生だからできることは無いだろうか、そんなことを考えながら留学しました。
結果としてこのように日本文化を広めるイベントを目に見える結果として出すことができてとても嬉しかったです。
もし留学中に何か別のことがしたいと思っている人がいたら、参考になれば幸いです。
ではまた👋
英語で書道についてのイベント、プレゼン 【過程編】
こんにちは☺︎
少し前のことですがスウェーデンで書道についてのイベントを行いました!
英語で書道についてプレゼンもしました
ひゃー緊張した
でもとてもいい経験でした、自分が知らなかったこともあったので改めて日本について学べました
日本を知る
前年度までの留学報告書を読んでいてよく書かれていたのが、留学先の授業では自分が日本について話せる唯一の人だからきちんと知っておかなければならないということでした
私も実際にスウェーデンに来て、授業で日本のことについて歴史や地理、戦争などについて説明してと言われたり普通に日常で友達に聞かれたりしました
そんな細かく知らないよっ!って思う時あるけど、知ってるのが当然なんですよね本来は😇
もっとちゃんと授業を受けていればよかった、、、
日本人は一般的に他の国の人より自国のことを知らないと思います
一方文化とかでありがちなのが理由を知らないっていうことです
例えばなんで「いただきます」っていうのか、なんで節分で恵方巻きを決められた方向で静かに食べるのか、実際に聞かれて知らないって答えました😂
日本にいたらそれが普通だし、なんも疑問を持たないでいてしまいます
悔しい
日本の文化を広めたいのにそのための知識を持っていないなんて🙁
私は色んな国に行ってますが結構日本が好きだし、もっと日本人は誇っていいって考えています
特に留学に行くと周りの人がいつか行きたいって言うし(お世辞かどうかはわからないけど)今まで行って一番良かった国は日本ていう人何人も会って、住みたいって言ってる人にも会いました (言語の関係で諦められましたが😅)
アニメはどこにいっても通じるし日本語わかる人も勉強している人も沢山います
小さな島国なのにこれだけの人に影響を与えています
そもそも日本知らないっていう人に会ったこともないし
もっとたくさんの人に日本について知ってもらいたい
だから今回の留学では日本に関連した何かができたらいいなと考えていました
イベントするまでの経緯
スウェーデンに着いてしばらくしてからアルバイトをしたいと考えていました
お金が欲しいというより経験を積みたいという意味で
でも外国で自分の拙い英語でできるのか心配だったしここはそもそもスウェーデンで、スウェーデン語無知だし、日本料理店や日本の食材を売ってるスーパーを探していました
そんな中見つけたのが抹茶ケーキなどを提供している日本風のカフェ
Facebookで調べていると和菓子のイベントをしたりしていたので、ついでにイベントもできたらいいなって考えていました
とりあえず行ってみようと思って、当時仲良くなりかけていたスペイン人の友達と行ってみることに(のちにめちゃくちゃ仲良くなれた☺️)
とても美味しかったです🥰
抹茶ラテも、抹茶の粉から作っていて甘くなくてとても美味しいんです
雰囲気も素敵で、居心地がいいです
こんなところで働けたら素敵だなって
それで帰ってからバイトをしたいとメールを送りました
募集をしてないので断られるのは覚悟だったのですが、返信が全然来なくて読んだのかも分からない状態
とてもモヤモヤしていました
後で調べたら外国ではメールの返信がこないのがほとんどだとのことでした
そんなときにそのカフェが和菓子のイベントをもう一度していました
その日は用事があったので行けなかったのですが、写真を見ると大学生の方々がお手伝いをしているのを見つけました👀
その時点で2回目の和菓子イベントだったので、メッセンジャーで手伝いたい!っと送りました(日本語でやっていらっしゃったので日本語で送りました)
するとすぐ返事が来てもうしばらくはしないのだとのことでした😢
しかしそのとき「是非カフェに遊びに来てください」と書かれていたので、この人はカフェの人なんだ!と思い、メールを送ったけれども見てくれましたか、と連絡すると
私はオーナーさんの友達で、場所を使わせてもらっています。とのことで、
是非一度お話に行かれたらどうですか、今日は午前中なら私もいますよ、と言われて
午前は無理だけど午後行きます!
っと言ってしまいました
あれ行かなきゃやばいじゃん
直接オーナーさんに採用してって言わなきゃダメじゃん
やらかしたーーー😇😇
授業終わり、重い足取りでカフェへ向かいました
カフェに入ると二人の店員さんがいました
レジでバイトをしたいんだけど、、、っていきなり言いました笑
ワーホリでバイトを探している人のブログで紙の履歴書を持って行ったらいいって書いてあったから持って行って渡して、、、
そしたらバイトは今は受け付けていない
でもお手伝いしてほしいことがある
座って話しましょう
そんな感じで席に座ることに、、、
そこで聞かされたのは、イベントの運営をしてほしいとのことでした
オーナーさんは折り紙のイベントをしたいけど準備をする時間がないらしくてやってほしいとのこと
私もお金でバイトをするより日本文化を伝えたいという思いが強かったので是非やらせてください!とすぐに返答
その場で大体の日程を決めて、一ヶ月後ぐらいの金曜日、にしました
全部任せるけど、要るものがあったらお店のお金で払うし、広告を作ってくれたらお店のインスタで流すよ、ということに
企画書ができたらお店にメールします、となり解散しました
不安と喜びでいっぱいでした
大学とかのイベントで日本のブースで出店するっていうのはよくあるし私自身経験したことがありました
でも今回はそれとは異なり、自分で一から全てするから下準備も必要だし、そもそも人が来るかなっていうので不安がいっぱい
しかも参加費を払ってもらう形にしたいとオーナーさんが言ったので、払う価値があったと思ってくれるようなイベントにしないといけない、遊びではないということです
さらにお店の場所を結構大部分に借りてイベントをするから、そういう意味ではお店の売り上げにも関わるからひえええって感じでした
でもこんな機会本当に滅多にないと思い、とても嬉しく思いました
とりあえず一人ではできないと判断、同じスウェーデンの学校に留学している友達としようと思いました
そんなこんなで今もイベントを続けて行っており、今まで4回行いました
次回では私が二回目のイベントとして行った、書道のイベントでどのようなことをしたかをお話ししたいと思っています
ではまた👋
スウェーデン人の英語力
こんにちは!
いろいろ書きたいこととか書いている途中のブログがたまったりしていますが、それは置いといて最近思っていることをパッと書きたいと思います。
それはスウェーデン人の英語力についてです。
スウェーデン人は英語力が高いことで知られています。
実際に私がここに来た時は、公共施設でスウェーデン語ばっかり書かれているくせに、話しかけると誰でも英語が話せることにとても驚きました。
しかし留学生として長くの時間を過ごし、たくさんではないけれども何人かのスウェーデン人と会う機会があって気づいたのは全員英語が得意というわけではないということでした。
特に最近は本当にこれについて考えさせられます。
私はスウェーデン語がわからないから英語で開講されている授業を受けていますが、
先生はスウェーデン人です。
きっぱり言うと今とってる授業の先生は英語がうまくないです。
まるでスウェーデン人は誰でも話せるしあなたも英語で授業をしてね
と事務の人から押し付けられているような感じです。
先生は頑張って英語を話しますが、
たまに単語がわからなくてスウェーデン人の生徒になんだっけって聞いたり、
ネイティブの生徒の言っていることがわからないと言って顔を赤めたりしてました笑
なので私も発言をしやすい状況であるのは確かで、
先生が英語のことは全然気にしなくていいからね、と毎回のように言ってくれ、
とても話しやすい環境です。穏やか☺️
留学で初めて取った授業は、みんな(留学生)すごいペラペラで、
それぞれが意見もあって、全然追いつけませんでした。
言おうと思って前から用意していたことも、話が変わって言えずに、、、
ということもしばしば。
でも今は、英語を理由にして黙っちゃうとか本当にダメだな、もったいないなと思っています。
誰も完璧を求めていないし、誤解さえ生まれなければ、伝わればオッケーです。笑
また、友達はもともと英語で開講の授業を取っていましたが、直前にスウェーデン語の授業と合同になりました。おそらく人数とか先生の都合だと思います。
もちろん英語で授業は行われますが、スウェーデン人にしたら「英語話せるし英語で授業してもいいよね?」と無理やり押し付けている感じです。
しかし英語話すの苦手なのか授業ではしょっちゅうスウェーデン語が出てくるみたいです。
この前は英語で授業することをすっかり忘れてパワーポイントのスライドが全部スウェーデン語だったとか笑
いきなり英語で授業をすると言っても受け入れる割に英語を話すことにとても弊害を感じている、なんか矛盾を感じました。
私が先月とっていた授業には英語が苦手だから英語の授業を取るためにこの授業を受けることにしたっていうスウェーデン人に会いました。
結局個人差なんですよね🤔
私の大学はとても小さいです。スウェーデン人に学校の名前言って、知っているって言われたのは一人だけです。
ということはおそらく賢くないんです、笑
でもだからこそスウェーデン人の本質が見れた気がします。
日本だって、東大にいる人が全てじゃないし、でも東大に留学したら賢い日本人に囲まれて「日本人」がわからなくなる気がします。彼らが賢いってことは事前知識として知っていても、どれぐらい他の人と違うのとかはわからないと思います。
もちろんすごくペラペラのスウェーデン人も多くいます。それは年齢関係なくです。話せない若者もいるし話せるお年寄りもいます。
そこは日本と違うかもだけど、日本人は話せないって言うことによって殻を作っているような気がします。
もっと自信を持てばいいんだと思います。
私は最近 I can speak English. っていうようになりました笑
そういうことによってちゃんと話さなきゃとなりますし笑
実際に私が会ったスウェーデン人は英語できないって言っている人でも一生懸命私たちに伝えようとします。
結局何が言いたいのかというと、スウェーデン人=英語力が高いっていうのは事実だけど、あくまで平均であって、できない人もいるということと、
でも日本人と違って、英語が原因で何かを諦めている人には会ったことはないということです。
授業だって頑張ってやっているし、勉強している人もたくさんいます。
今の授業でも「英語でなんて言えばいいんだろう、、」って悩みながらたくさん発言してくれているスウェーデン人がいます。
前はスウェーデン人の英語力すごいのは言語が似ているとか、小さい時から英語に親しみがあるとかだと思っていました。
もちろんそれは一因ではあります。でもやっぱりきちんと勉強をしているのも確かです。
英語話せないのを言い訳するんじゃなくて勉強しよ
そう思いました。
言語っていろいろ考えさせられます。
ではまた👋
オランダ3泊4日旅行 【旅行日記】
こんにちは!
お久しぶりの更新です。
というのも今受けている授業が忙しかったり、旅行に行ってたりして最近ドタバタしていました。
5月上旬、日本ではGWの時にオランダに行ってきました!
ストックホルムからアムステルダムは2時間ほどの距離、往復で1万8000円ほどでした。
これでさえ安い!と思えなくなってきました、感覚麻痺、、、
今回のメインは今の時期でしか見れないチューリップ畑を見にいくこと、ゴッホの絵を見にいくこと、そしてアンネの隠れ家を見に行くことでした。
実は去年の12月にもアムステルダムに行きましたが、物価が高いということと、日程の調節の関係で1日しか滞在しておらず、思い出といえばパンケーキを食べて街を探索したぐらいでした笑
それでも楽しかったのは楽しかったのですが、その後に行ったアウシュビッツでホロコーストについて知ることに目覚めた私にとって、アンネの家は行ってみたいという思いが強くなりました。
事前にしたこと
今回は3泊4日の旅でした。
飛行機、ホステルのチケットは(私にとって)早い段階から取っていたのでむしろアムステルダムの中でどこに行くかはあまり考えていませんでした。
3月はスペインにいたこともあって4月の初めに予約取るのは取ろうと考えたものの、まさかのアンネの家のチケットが売り切れ、、、😭
二ヶ月前から予約開始しているんですね、、、みんな偉すぎ、、、
ですが調べたところ当日にもチケットは買えるとのことだったのでとりあえず放置
当日券をゲットするのもかなり苦戦したので、後日別の記事としてかけたらいいなって思っています笑
後行きたいところは、ゴッホ美術館とキューヘンホフ公園です。
ゴッホは普通に予約ができました。キューケンホフは前日ぐらいに往復バスとセットのコンビチケットを買いました。
1日目
初日は着いたのが午後だったので駅前でご飯を食べて軽く街を探索することに
コロッケが有名とのことだったので一口コロッケのようなものを頼みました。
クリームコロッケみたいだったけど中の色は濃くて日本にはない感じの種類でした!美味しかったです🥰
その後街を探索
オランダといえば自転車!
自転車を乗っている人がたくさんいました。
お土産も自転車モチーフのが多くて、ところどころに可愛い自転車が置いてありました!
近くにカフェがあったので行ってみることに
少し裏地の方に入って、De Laatste Kruimel というところに行きました。
結構人気そうでした!
ショーウィンドウにたくさんあるケーキから選ぶのにすごく時間がかかりました😅
オランダはアップルパイが人気でこのお店にも売られていましたが、アップルパイを食べるお店は決めていたので違うものを買うことにしました。
やたらビーガンとかグルテンフリーが書かれていたので美味しいのかわからなかったのですが、とりあえずチョコなら美味しいだろうと思い、ブラウニーを買いました🍫
その後今回泊まるホステルに行きました。
今回はとてもかわいところに泊まりました!
Lucky Lake Hostel というところです。
左にあるキャビンが泊まるところ、
右のバスが朝食を食べるところでした!
共有のキッチンは外にあります。
BBQもしようと思えばできます。
このホステルは期間限定でやっているらしいです。
冬にやっても人はこなさそうですしね笑
ちなみに今回かなり天気が悪くて外で優雅に食事をするということができなかったのでこのホステルを有効活用できなかった感はあります笑
チェックインを済ませ、先ほどのカフェで購入したケーキを頂きました🥰
チョコたっぷりで満足!!
2日目
2日目はキューケンホフ公園に行くことにしました。雨だったのですが、チューリップは日に日にシーズンを終えていくのではないかと不安だったので先にすませることにしました。
市内からは地下鉄でまで行って、そこから公園までのバスが出ているので乗ります。
すっごく綺麗でした!!🌷🌷🌷
カメラを押すのが止まりません📸
ちょっと花びらが咲きすぎているのがあったけれども、丁寧に手入れをされていて枯れているチューリップはありませんでした。
お土産やさんにはたくさんチューリップが売られていました。日本に持って帰る際には申告をしなければいけないみたいで面倒臭そうだったのでやめておきました。
私が思っていたチューリップ畑は広大な敷地に一面のチューリップ!!だったのですが実際はチューリップのかたまりがたくさんあるっていう感じでちょっと違いました😅
それでも綺麗なのでオッケーです👌
その後市内に行き、アンネの隠れ家に向かいました。
当日券情報によると現地で並んでもゲットできる可能性があるとのことでした。
しかし実際に行ってみると誰も当日券を買うために並んでいる感じがしませんでした。
怪しい😇😇
そこで詳しく調べてみるとtrip advisor にはもう当日券を現地で買うことはできないと書かれていました😭😭
わたし達は明日と明後日で頑張って朝買うことができるネットでの当日券を狙うことにしました。
悲しかったけど写真だけ撮って帰りました。
とりあえずこの日は友達はレポートを終わらせたいとのこともあって帰ってゆっくりしようとなりました。
3日目
アンネのチケットを朝に買おうと頑張りましたが買えず、、、
しょうがないので明日に持ち越しです。
午前中はアムステルダムからバスで50分ほどで着くザーンセ・スカンス風車村に行きました!
このバスは乗り放題券は使えないので直接バスの運転手からチケットを購入しました。
風車村の中に入ること自体は無料ですが、ところどころにある風車の中に入ったりするのにお金がかかりました。私たちは無料のところだけ入りましたが十分楽しめました!
ちょっと曇ってましたがのどかでいい景色でした〜
歩いていると可愛い親子が、、、
子供達は一生懸命お母さんについて行っていました。
癒されます☺️
こちらはマスタードを作る工房の中です。
風車のしたの部分がぐるぐる回っていました。
こちらはオランダの伝統的な木靴の工房です。
実際に実演しているのを見ることができます!
その工房にはお土産として木靴がずらり!
どの柄もとても可愛かったです💓
他にもチーズ工房にも行きました。
試食をすごいさせてくれるしかなり真剣に悩みましたが、私は今度スイスに行くのでやめておきました笑
ちなみに日本人の店員さんがいらっしゃったのでオススメとか質問が気軽にできそうでした!
午前中で見終わってしまったので、少し遠出してミッフィーの博物館があるユトレヒトに行くことにしました!
電車で行きました。
電車とかバスとかに乗るのが結構好きです、特にローカル線とか乗ると地元の人の気分になれますし笑
田舎の感じの眺めもいいです
ユトレヒトはかなり大きな都市でしたが、アムステルダムに比べて観光客が少ないからか、本当のオランダの姿が見れた感じがしました。
アムステルダムよりも街が凝縮されているのでショッピングもしやすかったです笑
と入るとチケットは向かいのミュージアムで買えとのことだったので向かいに行くとまさかのチケット売り切れ😭😭😭
かなりびっくりしました笑もしかしてGWの日本人のせいなのか、、、
私たちの後にも訪れていた日本人がいました。
諦めて街探索とショッピングをしました!
街の中心にミッフィーの信号があるとのことなので行ってみました。
とてもカラフルで可愛かったです。
近くの看板を読むとミッフィーというよりLGBTを意識してのレインボーなんだとか
信号はミッフィーでした🐰
帰りにフライドポテトを買って帰りました🍟
4日目
この日はゴッホの予約を朝にしていたのでそこに行きました。
そして奇跡的にもアンネの当日券を買うことができたので午後はアンネの家に行くことに!!!!
とりあえずゴッホです。
中は撮影禁止なのですが、様々なゴッホの作品が時代の流れとともに並んでいて、とても面白かったです。
日本の浮世絵に影響されているセクションもありました。
オーディオガイドは日本語があるので是非!
こんなにゴッホの作品が一度に見れるのは贅沢でした〜
その後お昼ごはんを食べることに
名物の一つであるクレープを頂きました。
De Vier Pilarenというお店です。
私はキノコと野菜のクレープを頼みました。
チーズも美味しかったです!
午後に念願のアンネの家へ!!
ここも撮影禁止でした。
オーディオガイドはついてきます。
日本語もあります。
イヤホンは貸してくれないので、あったほうが楽です。
私はずっと機械を耳に当てていたので腕がしんどかったです。
思ったより広くて、もちろん隠れ家自体は狭いけれども、美術館としては展示や経緯について書かれているので多くのことを知ることができます。
彼女の才能はすごいなと思いつつも、
最後にビデオである人が、アンネは特別ではなく、他にもいろんな才能を持った犠牲者たちがいて、アンネはその人たちの中の一人であるということを忘れてはいけない。とおっしゃっていて本当だなっとしみじみしました。
たまたまアンネが有名になっただけなんですよね。
これがアンネの家の外側です。たくさんの観光客がこの前で笑顔で写真撮っていたけれども、なんか違う気がしました。
その後アップルパイを食べに行きました!
やはり街は素敵です。
アップルパイはWinkel 43というところに行きました!
この写真では見えませんが、実はかなりの行列です笑
でもお店側もアップルパイを準備しているので回転は速いです。
少し大きかったですが、ペロリと頂きました!
美味しかったです☺️
これにてオランダ旅行は終了!
ミッフィー美術館だけは心残りですが、アンネの家は行けたし満足です!
ではまた👋
あまり知られていないホロコースト巡り in ブダペスト
こんにちは!
イースターの期間に少し学校がお休みだったのでハンガリーに行きました🇭🇺
ブダペストはハンガリーの首都でたくさんの観光客が訪れていました。
イースターなのでヨーロッパ人が多かったです!
今回の旅行で私が特に行きたかったのがホロコースト関連のところです。
アウシュビッツに行って以来ホロコーストについてもっと知りたいと思うようになりました。
ハンガリーでもナチス・ドイツの支援を受けたアロー・クロス・パーティー(政党)によってホロコーストは行われ、アウシュビッツ強制収容所には約40万人もの人が連れていかれました。
この川沿いに並んでいる靴はホロコーストの一部をあらわしています。
アウシュビッツ強制収容所まで死の行進を行なわされた約8000人のうち約2000人は無差別にここで射殺されました。
しかしその時当時高価な日用品であった靴は殺される前に脱げと命令されました。
それを象徴し、映画監督のCan Togayさんと造形家のGyula Pauer さんによって作られたのがこの60足の靴です。
またブダペストにはヨーロッパで最大のシナゴーグがあります。今まで目の前までは何回か行っていたけれどもシナゴーグの中に入ったことがなかったのでとても楽しみにしていました!
中はキリスト教のチャペルと似ているようで違うところがちらほらあって面白かったです。
教会でよくあるイエス様のポジションにはよくわからないボールみたいなのがありました。
この2つの場所は有名で観光客にも人気なので沢山の情報がネットに載っています。
他にもホロコースト関連の建物として、恐怖の館やホロコースト記念センターがあります。
もちろんこれらも調べようと思わないと出てこないものだけれども、私は今回の旅行で特に見たいと思っていた場所が2つあります。
その2つはどちらも地球の歩き方にも載っていませんし、二つ目はGoogleマップにも載っていませんでした。
でも私はこの2つはもっとたくさんの人に知ってほしい、訪れてほしいと思いました。
Raoul Wallenberg Holocaust Memorial Park
一つ目は、シナゴーグの敷地内にある公園です。
この公園につけられている名前のラウル・ワレンバーグさん(正しい発音はワレンバリです笑)はスウェーデン人です。
彼については以前にもブログで触れましたが、ハンガリーの大使館で働いていた方です。
スウェーデン名義の保護証書というものをユダヤ人に支給し、それを持ったユダヤ人を保護下にして収容所に連れて行かされるのを防ぎました。
前にブログを書いているときは彼の名前がついたところに行くことができるなんて思ってもいなかったので行けてとても嬉しかったです!
映画「シンドラーのリスト」の最後に助けられた人が石を置くシーンがありましたが、ここにもたくさんの石が置かれていました。
ワレンバーグさんは遺体が見つかっておらず行方不明とされており(モスクワの監房で亡くなったと言われています)、2016年に死亡認定されたのでもしかしたらそれ以前には石が置かれていなかったかもしれません。
そもそもこれがなかったのかもしれません。
この下に書かれている名前は、彼と共に協力した人だと思われます。
近くにホロコースト、ハンガリーに関連した展示があり、その中にスウェーデンについて書かれているものがありました。
この説明には、
最初はスウェーデンは孤児、空襲の犠牲者などの世話をするためにスウェーデン赤十字社を作りました。その後、スウェーデンに関係した(親戚がいたり、仕事関係でつながりがある人)3〜400人のユダヤ人に対して移住許可をしました。
ワレンバーグさんは最初は大使館のお付きとしてハンガリーに来て全く違う仕事をしていました。しかしスウェーデン政府とアメリカの戦争難民委員会が彼に人道問題の部門で働くように頼みました。それにより彼と彼の上司が多くのユダヤ人に保護の手紙を書きました。
彼はアロー・クロスの兵士と戦いながら、保護の手紙のコピー(偽物)までを作り少しでも多くの人を助けようとしました。
ということが書かれていました。
真ん中上にある王冠のついた証書のようなものが保護書です。左の一番上が赤十字社を作った大使のCarl l. Danielssonさん、二番目がワレンバーグさんです。
こうやって読んでみるとワレンバーグさんの行動は確かにすごいですが、思ったよりスウェーデンという国自体がハンガリーに対して協力的なのがわかります。第二次世界大戦では中立の立場を維持していましたが、人道的な部分に対しては協力する姿は素敵です。
日本はドイツ側だったので無視していた部分もありますから
近くには銀色の木のモニュメントがありました。
この銀一つ一つにホロコーストで亡くなった犠牲者の名前が書かれています。
これだけ大きなモニュメントができるほど亡くなられた人がいると想像するととても心が痛みます。
Liberty square にあるモニュメント
二つ目は実は名前が分かりません😅
というのもGoogleマップには載っていなくて、私もたまたまブダペストのブログで存在を知ったのでよくわかっていません。
しかしハンガリーのホロコーストに対する今の現状を象徴しているのではないかと思うほど衝撃を受けました。
それがこのモニュメントです。
上にタカが、その下に天使がいます。
後ろに書いてあるのは
A német megszánás áldozatainak emlékmüve
ハンガリー語でドイツの憤りの犠牲者への記念碑
という意味です。
上がドイツを表していて、下の天使が犠牲となったハンガリー人をあわらしているみたいです。
一見ホロコーストについてのモニュメントなんだなーと思われるものですが、その下にはこんなものが
ユダヤ人の写真や彼らが当時持っていたカバンです。
そしてところどころに張り紙がありました。
この英語は簡単に書かれてていてわかりやすいと思うのですが、このモニュメントが嘘であると書かれています。
ハンガリーで起きたホロコーストはナチス・ドイツが直接行ったのではなく、その政策に賛成したハンガリーの政党が行ったのです。
つまりドイツ人に対する怒りというのは間違っているのです。
このような張り紙も置かれていました。
これが詳しく書かれているもので、市民団体はこのモニュメントを設置した政府に対して、歴史を改ざんしようとしている、嘘のことを言っていると主張しています。
これに関して調べていると日本に住んでいる、当時ブダペストに住んでいたハンガリー人のヤーノシュさんが語っている記事が出てきました。
そこで彼は、ハンガリー政府はナチス・ドイツがハンガリーを占領する前からユダヤ人を差別し、ナチス・ドイツに協力的だったのに関わらず、今ではドイツが恐ろしいことをし、自分たちが被害者であると表してしまっているのに悲しみを感じる、と述べていました。
実際にこのモニュメントに対して反対している市民団体がなく、このモニュメントに書かれている言葉を信じてしまうと、ハンガリーは被害者でドイツが加害者という図が成り立ってしまい、歴史が改ざんされてしまうのです。
疑問を持つこと、問いを立てることはすごい大事なんだと思いました。
情報がありすぎる現代で、全てのことを鵜呑みにするのは本当に危ないことだと思いました。
実はこの前のスリランカの爆発テロが起きた直後にスリランカの宗教について調べてみました。
すると昨年キャンディ地方でイスラム教徒の家、モスクが燃やされたという記事を見つけました。
詳しく調べてみると、最近過激な仏教徒がいるとのことでした。
驚いたのはその理由がフェイクニュースを信じているということでした。
事の発端は、イスラム教徒が営業しているカレー屋さんで仏教徒の人が頼むと怪しげな物体が混入されていて、警察騒ぎになったということでした。
実際それは調べた結果小麦粉だったそうですが、仏教徒の人はイスラム教徒の人がスリランカを支配するために危ないものを入れて殺そうとした、などとフェイクニュースがSNSで広がり多くの人がそれを信じてしまったそうです。途中で政府がSNSを使えないようにまでしたほどです。
それにより一部の仏教徒はイスラム教徒に対して不信感を持つようになったそうです。
世界ではフェイクニュースによってさらなる過激なことが起きたり、それ自体が本当のことになってしまうなどのことが起きてしまっています。
とても恐ろしいです。
この2つは日本に関係があるわけではありませんが、ホロコーストで杉原千畝さんのようにたくさんのユダヤ人を助けた人が他にもいること、歴史が捏造されてしまっているかもしれないこと、フェイクニュースの脅威、これらをこの二つを通して知ってほしいと思いブログに書きました。
1つ目は私がスウェーデンに留学しているので個人的には興味深かったのですが、スウェーデンと関係ない人にとったらその人がたまたまスウェーデン人であっただけであまり記憶に残りにくいかもしれません笑
でも日本とスウェーデンという一見どこにも共通点が無さそうな国同士を比較して、同じようなことを行った人がいたという事実は国を結びつけます。このような形でも国家間の関係が繋がっていくのかなーと考えたり🤔
あとスウェーデンの事を多くの人が知らないと思うのでちょっとでも知ってもらいたいっていう思いもあります笑
たくさんのことを知ること、忘れないことは難しいですがこのブログを読んでくれている人の頭の片隅にこれらのことがあると嬉しいです。